ドーモ
コテコテの文系なのですが、なぜか以前から生物
分類学だけは好きなのです。
例えば我々「ヒト」は動物界 脊椎動物門 哺乳網
霊長目 ヒト科 ヒト属 ヒト種、と分類されます。
最近、この分野でトテモ興味深い本を見つけました。

この世界も日進月歩で、以前はその分類は形体や
形態、生殖・骨格などで分類されていましたが、最
近ではDNA鑑定による分類が進み、これを分子系
統学と呼びます。この分野で解りやすく、余り高価
でない本を探していました。
ある日書店で発見、2,600円+税でしたが、少し立ち
読みしてすかさず購入(専門書ってメチャ高いのです)

例えば、手足のさきに「ひづめ」を持つ生き物で、それ
が奇数なのが「奇蹄目」、ウマやサイです。対して偶数
なのが「偶蹄目」ウシ・カバ・ラクダなどです。
この二つは比較的近いものと考えられていました。
しかしこの分子系統学によると、「偶蹄目」は過去「クジ
ラ目」に分類されていたクジラやイルカに近く、特にカバ
とクジラは大変近しいとされ、今では「クジラ目」は無く
「鯨偶蹄目」に統一されています。(奇蹄目は今でも存在)

ヒトが分類される霊長類も同じ。面白いでしょう。
今までは、こうした縦に表現されていた系統樹もこの
本では円形の展開(系統樹マンダラというそうな)
う、美しい・・・・・・

画像が拙くてスンマセン。
さて、そろそろ飽きてきたでしょうから、最後に
あと一つだけ。
地球上の生物は、細菌(バクテリア)と真核生物
という2大グループに分かれ、その真核生物を
「動物」「植物」「菌類」の3つに分類します。
このレベルが「界」です。
なんと、この3つのグループのなかで「動物と
植物」より「動物と菌類」の方がより近しいのです。
つまり「ヒトとチューリップ」より「ヒトとシイタケ」のほう
が近いのです。すごいよね。
今宵、湯豆腐に「三つ葉」と「舞茸」でも浮かべ、自分
と三つ葉と舞茸が同じ生命だった15億年の月日に、
その思いをはせるのも、いいですよ。
コテコテの文系なのですが、なぜか以前から生物
分類学だけは好きなのです。
例えば我々「ヒト」は動物界 脊椎動物門 哺乳網
霊長目 ヒト科 ヒト属 ヒト種、と分類されます。
最近、この分野でトテモ興味深い本を見つけました。
この世界も日進月歩で、以前はその分類は形体や
形態、生殖・骨格などで分類されていましたが、最
近ではDNA鑑定による分類が進み、これを分子系
統学と呼びます。この分野で解りやすく、余り高価
でない本を探していました。
ある日書店で発見、2,600円+税でしたが、少し立ち
読みしてすかさず購入(専門書ってメチャ高いのです)
例えば、手足のさきに「ひづめ」を持つ生き物で、それ
が奇数なのが「奇蹄目」、ウマやサイです。対して偶数
なのが「偶蹄目」ウシ・カバ・ラクダなどです。
この二つは比較的近いものと考えられていました。
しかしこの分子系統学によると、「偶蹄目」は過去「クジ
ラ目」に分類されていたクジラやイルカに近く、特にカバ
とクジラは大変近しいとされ、今では「クジラ目」は無く
「鯨偶蹄目」に統一されています。(奇蹄目は今でも存在)
ヒトが分類される霊長類も同じ。面白いでしょう。
今までは、こうした縦に表現されていた系統樹もこの
本では円形の展開(系統樹マンダラというそうな)
う、美しい・・・・・・
画像が拙くてスンマセン。
さて、そろそろ飽きてきたでしょうから、最後に
あと一つだけ。
地球上の生物は、細菌(バクテリア)と真核生物
という2大グループに分かれ、その真核生物を
「動物」「植物」「菌類」の3つに分類します。
このレベルが「界」です。
なんと、この3つのグループのなかで「動物と
植物」より「動物と菌類」の方がより近しいのです。
つまり「ヒトとチューリップ」より「ヒトとシイタケ」のほう
が近いのです。すごいよね。
今宵、湯豆腐に「三つ葉」と「舞茸」でも浮かべ、自分
と三つ葉と舞茸が同じ生命だった15億年の月日に、
その思いをはせるのも、いいですよ。