浜松市 防潮堤建設の現在

丸八不動産グループ

2016年07月17日 09:30

 2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、浜松市では沿岸域防潮堤整備事業が始まりました。私の地元は南区なので自治会広報等を通じ、折に触れ
工事の進捗等が住民に通知されているのですが、実際のところ工事がどうなっているのか、普段の生活では全く目にすることがありませんので、見てきました。
 まずは自宅をそのまま真南に向かい新橋海岸へ。
ところが海岸沿いの駐車場は「工事中立入禁止」の大きな看板と灼熱の下真っ黒に日焼けしサングラスを装備したコワモテの警備員さんが通せんぼしています。
 仕方がないので、海岸通りを東に向かい白羽の凧揚げ公園まで車を走らせました。
 駐車して海岸に出たのですが、ここはまだ工事未着工、工事に先立って松林の伐採をしますよ的な案内看板があるのみでした。
 はるか西の方でなにやら工事をしている様子がカメラの望遠レンスを通じて伺えます。
 そこで海岸通りを再び西方面へ戻り、倉松海岸付近へ(一条工務店南付近)
行きますと、やってましたやってました・・・大型のダンプが砂煙を上げて工事中の堤の上を何台も走っています。
 


 さらに海岸通りを西へ向かい篠原方面へ、西区の清掃工場付近です。
この付近も海岸へ繋がる道は、上記の警備員さんが見張っていますので、近づいて見ることはできませんでしたが、遠目にみても非常に大きな防潮堤が出来ていました。




 帰宅してネットで防潮堤整備事業をググってみますと、

http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kiki/disaster/bouchoutei/index.html
https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-890/bouchoutei/shinchoku/index.html

総延長17.5kmの工事のうちまだ半分も終わってないんですね。この話がでた当時の勢いだともう相当域整備されているのかと勝手に思い込んでいました。

 長期に渡る工事期間中は地元民といえども身近な海岸散策も制限されて行くことができない状況ですが、生涯この地域に暮らすことを考えれば、こうした災害対策は必須であり、行われることに感謝すべきことです。
 炎天下のもと工事に携わる方々には事故なく日々の作業を終えられることを祈らずにはいられませんでした。

契約管理課 伯
 

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